2010年04月19日

ANVILとソラニンを観た

 
先日、Perfumeと山下達郎の新譜を同時にフラゲした日、かねてから気になっていた映画「ANVIL」のDVDがちょうど発売になっていたので買ってみました。

 





体調が悪かったりイロイロしているうちに、観るのは週末、日曜日になってしまったのですが、ちゃんと観ました。

物語は、実在のヘヴィメタルバンド・ANVILが、一時は成功を掴みかけながらも、音楽をとりまく状況に取り残され、それでも頑なに自分たちのスタイルにこだわり続けながら頑張る姿を追ったドキュメント映画。

この映画の存在を知ったのは、鈴木健.txtさんのブログでした。

 当時の鈴木さんの記事
 http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=1000701306&blogId=517230129
 
いつだったか・・・と思ったら、何と11月のことだったんですね。

その後、劇場公開中には、POLYSICSのフミちゃんやART-SCHOOLの木下さんがつぶやいていたので、気になってたのですが、結局行けずDVDで見ることになったわけです。

年齢を重ねても、自分たちの楽曲が音楽業界から取り上げてもらえなくて、生活のための仕事を持たざるを得なくても、まさに「夢をあきらめず」に“転がり”続ける姿はすさまじい。

遠くヨーロッパツアーに出たら、移動がうまくいかなかったり、演奏してもギャラが出なかったり、レコード会社の人に音源を聴いてもらっても認められず、なんてことも。

彼らは頑なではあるけれど、でも大衆に評価されたい!という想いも綿々と持ち続けている・・・表現分野の人にとっての永遠の悩みなのですね。(←自分にはわかってあげられない気が)

ただ、売れないバンドは、実力があっても売れないバンドは、数多くいるはずなのです。
きっと、彼らと同じような思いをしているだろうし。

だから、頑張り続ける姿には共感しつつも、このことがストーリー足りえたのは、一度は大きな成功を掴みかけていたこととの対比なのではないかな、と思ってしまう。

実はもう一つ気になったことが。映画は最後に日本のフェスに呼ばれて(多分LOUDPARK)、そこで大勢のオーディエンスの前で晴れ姿を見せるのですが、合間のインタビューや、サイン会の風景で、この映画の看板をよく見かけたのです。
それって・・・何だか「仕掛けられている」感じがするのです。
(このDVDを買った特典で、タワレコで行われたイベント(本人出演で演奏もあり!)に行ったのですが、何だかすごく関係者風情の人が多かったんですよね。関係ないかな?)

そうだとしたら、この注目のされ方は本人は本意なのかな?という気持ちを正直持ってしまいました。

「売れなくても夢をあきらめきれなかったことを売りにして、注目されてしまったバンド」って?

しかしながら、こうも思います。

彼らが自分のスタイルを信じ続けてきたからこそ、またそのことへの監督の敬意があってこそ、こうして取り上げられているのも事実です。
彼らの挑戦は終わったのでなく、途中をこの映画で切り取っただけ。

だから、これから先でいいので、彼らやその家族がずっと笑顔でいられるような、納得できるような結果を掴んでほしい、と願うのです。


そして、これも気になっていた映画「ソラニン」

 wallpapler_1024_01s.JPG
 (公式サイトより、壁紙です)

上映館が限られていて、私は渋谷のシネクイントで見たのですが、結構小さいけどいいハコでした。

内容は、大学の軽音サークルの仲間が、卒業時期を期に現実社会を見つつも、音楽という手元にありそうでつかめない夢を胸の片隅に抱きながら、生き方そのものに悩みもがく、そんな青春群像。
(表現が適切でないかもしれないですが・・・)

主人公の芽衣子と種田はカップルなのですが、う〜ん、何とも表現しがたいんですが、処々の行動・言動がヒトコトで言ってしまえばぬるい感じがどうも耐えられない(←私の感覚がおじさん、ってことですかね)

物語として一つ救いだとしたら、結果的に種田は芽衣子に生きる支えを与えることができたのかな、とぼんやり思ったりします。

こんな風に語ると、すごくつまんながってるように見えますが、そんなことはなくて。いい映画でした。

ありきたりな感想かもしれないけれど、宮崎あおいさんのライヴシーンは、実際に演奏しているというギターだけでなく、演技としてものすごい緊張感が伝わる名演だったと思います。
(やっぱりこの人はすごいなぁ・・・)


「ANVIL」と「ソラニン」・・・同じ音楽を題材にした映画で表現がこうも違うのか、とは思うのですが。

でも音楽が持つ魅力が、いろんな場面でミラクルを起こしている、という点では共通な気がしますね。

是非皆さんも見比べて見てください。


 ANVIL公式サイト
 http://www.uplink.co.jp/anvil/

 ソラニン公式サイト
 http://solanin-movie.jp/

posted by junjun1228 at 04:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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